昔の私は純粋にちゃおを読んでいました。
今改めて読むと、別の楽しみ方が出来てとてもおもしろい。
昔の自分はなぜこれを純粋無垢に読んでいたのかわかりません。
私は変わりました。でも各誌特有のお供キャラの設定は今も変わっていません。
各誌を象徴するのはお供だったりストーリーの設定です。
主人公はどれも似たり寄ったりで同じです。
だから私は天津を見ると、ちゃおを読んでいた純粋な過去の自分が写っているように思えます。
今、改めて私のお供キャラを描いてみました。
すると時が経った私は、あの頃のままの天津を連れているわけではありませんでした。
今の私は私自身を操作しています。だから天津も操作された天津になってしまいました。
それはまるで私と天津がミックスされたような「自画像みたいなお供キャラ」です。
でも、操作して描いたけど私はその行為をあの頃のように純粋に楽しめています。
描いててめちゃくちゃ笑えます。それはとても嬉しい。
時空を超えた天津によって私は私に出会い、今の自分を確認できました。
個展ではちゃお・りぼん・なかよしの三誌をテーマの絵を描きました。
会場にはあなたのお供が居て、そしてあなた自身にも出会るかもです!
そんな幸せを今回だけ特別に・・応募者全員大サービス!!
奥田さちよ
(※天津とは「Dr.リンにきいてみて!」に登場するお供キャラクターです)